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Title - The 41st Tokyo Motor Show 2009

Contents - Part 1 Contents - Part 2 Contents - Part 3

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Information - TOYOTA, LEXUS

 

TOYOTA / LEXUS

Photo - TOYOTA FT-86 Concept Front-view

Photo - TOYOTA FT-86 Concept FrontRight-view

 

Photo - TOYOTA FT-86 Concept FrontLeft-view

Photo - TOYOTA FT-86 Concept Left-view

 

Photo - TOYOTA FT-86 Concept Rear-view

Photo - TOYOTA FT-86 Concept Cockpit

 

Photo - TOYOTA FT-86 Concept TEDD Design

Photo - TOYOTA FT-86 Concept Information

   
TOYOTA FT-86 Concept
LWH 4,160/1,760/1,260mm Wb 2,570mm

FT-86からわかるように、過去のフロントエンジンRWDで今でも根強い人気のAE86レビン/トレノを現代風に復元。スバルとの共同開発で自慢の自然吸気水平対向4気筒エンジンを搭載しているのが目玉。このショーモデルは内外装を見せるだけのものでいわゆるドンガラだが、コンサバティブで誰にでも好かれそうなデザインがわかりやすくまとまりがいい。トヨタ・ヨーロッパ・デザイン・デベロップメントがデザイン。近くのモニターでPS3版グランツーリスモをAE86とFT-86を走らせシミュレーションしてお茶を濁していた。4シーターでわかるとおりリアトランスアクスルにはならない。スバルはボクサーエンジン部分だけでトランスミッション以降はトヨタ系列製で意外にマッチングがスムースにいったようで、このドライブトレインは既に完成に近いとされている。また余計なハイテクは盛り込まない方針だそうだ。
 
 

Photo - TOYOTA FT-EII Concept Front-view

Photo - TOYOTA FT-EII Concept FrontRight-view

 

Photo - TOYOTA FT-EII Concept Rear-view

TOYOTA FT-EII Concept
LWH 2,730/1,680/1,490 Wb 1,900mm

プリウス・プラグインハイブリッドに対し、街乗り使用程度で済むEVモデルで、いわゆるシティコミューター。EVの利点あるシステムの小ささによりデザインの自由度が高くなり、タイヤを限界まで四隅に配置し、全長3mを切りながら4名乗車が可能、スライドドアの採用、広いグラスエリアで視界の良さを確保している。また操作系をすべてバイ・ワイヤーにし、ステアリング形状も変わっている。充電用インレットはフロントのエンブレムに設えている。100km/h以下で90km走れるとしている。

 

Photo - TOYOTA PRIUS PLUG-IN HYBRID Front-view

Photo - TOYOTA PRIUS PLUG-IN HYBRID Left-view

 

Photo - TOYOTA PRIUS PLUG-IN HYBRID Rear-view

Photo - TOYOTA PRIUS PLUG-IN HYBRID Plug

   
TOYOTA PRIUS PLUG-IN HYBRID
LWH 4,460/1,745/1,490mm Wb 2,700mm

トヨタが最も力を注ぐハイブリッドのプリウスに電池を従来のニッケル水素電池から本命リチウムイオン電池へ変えさらに大容量化を行い、外部からのプラグイン充電を行うことでモーター駆動の割合を大きくしさらなる低燃費を目指すプラグイン・ハイブリッドモデル。EVでの最大の欠点である航続距離の短さ、充電インフラ整備と充電時間の未熟さは、今まで通りレシプロエンジンを駆動力や充電とすることで解消を目論む。エンジンは直列4気筒1.8L、リダクションギア付電気モーターは同じとなるが、電池の性格や安全性がまるで違うため電池や電気系は一からシステムを作り直していると思われる。リチウムイオン電池ながら120kgもの重さがありEVモードでの航続距離は想像以上に短い23.4kmと近所にお買い物行く程度であればガソリンは使わず充電だけで済むが、エンジンと40Lのガソリンタンクはただの重りとなる。想定しているハイブリッド走行とEV走行の割合を約6:4とし、燃費はJC08モードで57.0km/Lにもなり、全システムを使った航続可能距離は1,400kmとされる。給油も充電も必要で電気代もかかることは忘れてはならない。現在の販売価格は525万円で補助金あっても390万円にもなる。当分法人向けのリースを行い、本格的な市場投入は2011年とし、それまでに300万円を切る価格に抑えるということらしい。
 
 

Photo - TOYOTA F1 TF109 Front-view

Photo - TOYOTA F1 TF109 Right-view

 

Photo - TOYOTA F1 TF109 RearLeft-view

Photo - TOYOTA F1 TF109 RearRight-view

   
TOYOTA Fomula 1 TF109

2012年までF1参戦をするつもりでコンコルド協定にサインまでした直後、急に涙ながらの完全撤退を宣言し、これがトヨタF1最後のモデルとなってしまった。2009年の大幅なレギュレーション変更により2008年のTF108とは別物となっている。2009年シーズン前半は好調だったものの失速していき、とうとう一度も優勝することなく終わってしまい、コンコルド協定違反、中嶋一貴と小林可夢偉のお抱え日本人ドライバーを路頭に迷わせて後味悪い結果となった。
 
 

Photo - TOYOTA Winglet

TOYOTA Winglet

トヨタ製セグウェイ。中部国際空港で活躍するi-REALが既にあるのに、ヒト型ロボットまで何でも欲しがるトヨタの欲は無尽蔵。見たとおり車輪が小さいだけのセグウェイそのもの。一般客に抽選で試乗させステージで披露することで簡単に乗れることをアピールしていたもののまるで道化だった。写真の人はスタッフ。

 

Photo - LEXUS LFA Front-view

Photo - LEXUS LFA FrontRight-view

 

Photo - LEXUS LFA Right-view

Photo - LEXUS LFA RearRight-view

 

Photo - LEXUS LFA Rear-view

Photo - LEXUS LFA RearLeft-view

 

Photo - LEXUS LFA Front Hood

Photo - LEXUS LFA Cockpit

 

Photo - LEXUS LFA Structure

Photo - LEXUS LFA Structure V10 Engine

 

Photo - LEXUS LFA Structure V10 Engine

Photo - LEXUS LFA Structure Rear Axle

   
LEXUS LFA
LWH 4,530/1,880/1,200mm Wb 2,605mm

トヨタ初のV10スーパースポーツモデル。F1と同プロセスでの徹底した風洞試験、数値流体解析、試験走行などの理詰め、サーキットやテストコースでのフィーリングの確認を行って作り上げた渾身作。空力と低重心にこだわったボディ、シャシー、パワートレインとなっていて、無駄を排除したため色気もない無機的なデザインは賛否両論だろう。
モノコックフレームはCFRP製で、前後セクションにアルミ押し出し材のビームを結合させ、フルアルミで作った場合の比較で100kg軽く、車重1,480kgにまで抑えている。エアロダイナミクスはルーフとなる上屋の高さを抑えサイドラインの高いボディ形状、フルフラットアンダーボディは当然として、アクティブリアウイングは速度に応じてリフトアップしダウンフォースを発生させる。フロントバンパーから冷却風を取り込んでブレーキ系統に通してホイール外側に排出し、サイドにあるエアインテークは、両サイドのリア後方にあるリアラジエーターの導風口でテールランプ下から排出される設計になっている。
エンジンはヤマハ製で縦置きV型10気筒4.8Lで560馬力を発生させ、リミッターは9,000回転を想定、チタン合金製バルブとコンロッド、アルミ鍛造ピストンなど贅を尽くした軽量化がはかられる。安定したオイル供給のためドライサンプシステムを採用。フロントアクスルあたりから後方にV10エンジンをマウントさせ、直後に軽量フライホイールとクラッチ、プロペラシャフトが入るトルクチューブでつなぎ、リアにトランスミッションとトルセンLSDを経て、そしてリアドライブシャフトからリアタイヤを駆動させる。典型的なフロントエンジンRWDとリアトランスアクスルとなる。トランスミッションは6速でマニュアルトランスミッションと構造が同じだが、ギアシフトアクチュエイターによるオート、スポーツ、ノーマル、ウェットの4モードを持つ自動変速になっている。
排気系は片バンクずつ別々のステンレス製等長エキマニからキャタライザー、チタン合金製マフラーから小さなサイレンサーで2本一体となり、中央に3穴三角形状のエキゾーストエンドという構成で、3,000回転以下では上のみ解放、それ以上になると3つ全開し排気音にもこだわっている。サスペンションは前後ともマルチリンク式でアームやリンク類はアルミ鍛造でインホイールに収まり、ショックもリザーブタンク付の短いものが使われリアはスプリングと別体で低重心を意識している。これらの構成でパワートレインの配置は上下の歪みもなく綺麗に一直線となっている。

生産台数は500台限定で、価格は3,750万円になる予定。
 
 

Photo - LEXUS LF-Ch Concept Front-view

Photo - LEXUS LF-Ch Concept FrontRight-view

 

Photo - LEXUS LF-Ch Concept Right-view

Photo - LEXUS LF-Ch Concept RearRight-view

 

Photo - LEXUS LF-Ch Concept Rear-view

Photo - LEXUS LF-Ch Concept Information

   
LEXUS LF-Ch Concept
LWH 4,300/1,790/1,400mm Wb 2,600mm

レクサス初のハイブリッド・ハッチバックモデル。プレミアムコンパクト2ボックスがテーマというが結構大きい。早い話トヨタブランドのオーリスのレクサスデザイン高額バージョン。これ以上特筆するべきことは何もない。
 

 

 

Information - DAIHATSU

 

DAIHATSU

Photo - DAIHATSU Fuel Cell Powertrain

Photo - DAIHATSU Fuel Cell Motor

 

Photo - DAIHATSU Fuel Cell Stack

Photo - DAIHATSU Fuel Cell Li-ion Battery

 

Photo - DAIHATSU Fuel Cell Cooling System

Photo - DAIHATSU Fuel Cell Fuel Pump

 

Photo - DAIHATSU Fuel Cell Fuel Tank

Photo - DAIHATSU Fuel Cell Air Comperssor

   
DAIHATSU PMfKFC (Precious Metal-free Liquid Fuel Cell)

貴金属フリー液体燃料電池と訳す。従来の燃料電池は酸性・カチオン交換型で、圧縮水素と空気中の酸素から電極触媒に高価なプラチナを使い動力となるエネルギーと水を発生させるが、ダイハツの場合アルカリ性・アニオン交換型でハイドラジン・ハイドレートなどの液体燃料に、電極触媒は比較的埋蔵量の豊富なニッケルやコバルトなどを使用し、エネルギーと水を発生させる。液体燃料はガソリンスタンド同様のインフラで対応可能とし、非炭素系のためCO²を排出させずに、全体のコストもかなり抑えられる。燃料タンクの形に制限をうける圧縮水素タンクに対し、液体燃料のタンク形状は自由度が高いため、燃料電池パワーモジュール全体を完全に床下へ収めることが出来、しかもコンパクトなシャシーにまとめている。あとは床は高くなるが上屋のボディをどんな形でも自由に作れるというわけだ。
ダイハツは以前から貴金属触媒の劣化を抑え復活させることが出来る三元触媒を考案し、貴金属使用量を1/10に抑えることが出来たインテリジェント・キャタライザーを作るなど化学分野に意外に強い。
 
 

Photo - DAIHATSU e:S Front-view

Photo - DAIHATSU e:S FrontRight-view

 

Photo - DAIHATSU e:S Information

e:S  Concept
LWH 3,100/1,475/1530 Wb 2,175mm

衝突安全性を求めた結果、大型化しつつ車重が重くなって、低燃費を求めることに反比例してきた。既存のシステムで軽量化と低燃費に力を注いだモデル。綴りは異なるが日本ファルコムのARPGと同じ「イース」読む。エンジンの高効率化、アイドリングストップは当然として、ボディパネルの樹脂化、内装の簿肉化、メッシュシート地を採用したシートの軽量化など考えられることはすべて行い、思い切って軽自動車枠をとらず全長を300mm短くし、車重を700kgに抑えることが出来た。10・15モード燃費で30.0km/Lの低燃費を目指す。ただし小さくして成功した例はない。

 

Photo - DAIHATSU DECA DECA FrontLeft-view

Photo - DAIHATSU DECA DECA Interior

   
DECA DECA Concept
LWH 3,394/1,475/1,820mm Wb 2,490mm

タントを持っていながら高さを目一杯まで上げて趣味性に特化しようとしたモデル。エクステリアデザインはホンダ・モビリオ似、モビリオ・スパイクが本来やりたかったコンセプトの延長上にある。タントにはセンターピラーレススライドドアがあるが、これはなぜか観音扉になっている。まさかドア開きっぱなしで駐めておくことはないだろう。インストルメントパネルはシンプルにまとめ、4つあるシートはごく薄く機能性を優先し、ホビー、ビジネス、スタジオ、オフィス、スポーツ、ライフの6パターンのアレンジをを考えている。35インチの液晶モニターを装備し、モニターを隠す蓋はテーブルを兼ねている。
 
 

Photo - DAIHATSU Basket FrontLeft-view

Photo - DAIHATSU Basket Left-view

 

Photo - DAIHATSU Basket RearLeft-view

basket  Concept
LWH 3,395/1,475/1,550 Wb 2,490mm

オープン4シーターとピックアップを組み合わせたコンセプト。駆動方式は4WD。フロントは脱着可能なハードトップ、リアには幌で覆われるのが基本形。それを取り払って4シーターオープン、リアシートを収納させ荷台になり大きなセンタ^ピラーには透明な仕切りをつけることが可能。助手席のシートを前へ倒して長尺物の運搬も出来る。特徴的な麻布風シートは麻布ではなくプリント生地となっている。自然を意識できるスローライフがコンセプトだ。

 

 

Information - NISSAN

 

NISSAN

Photo - NISSAN LEAF Front-view

Photo - NISSAN LEAF FrontRight-view

 

Photo - NISSAN LEAF Right-view

Photo - NISSAN LEAF RearRight-view

 

Photo - NISSAN LEAF Rear-view

Photo - NISSAN LEAF RearLeft-view

 

Photo - NISSAN LEAF Left-view

Photo - NISSAN LEAF FrontLeft-view

 

Photo - NISSAN LEAF Dashboard

Photo - NISSAN LEAF Powertrain

 

Photo - NISSAN LEAF EV System

Photo - NISSAN LEAF EV System

 

Photo - NISSAN LEAF Li-ion Battery

Photo - Panasonic ELSEEV

   
LEAF Concept
LWH 4,445/1,770/1,550mm Wb 2,700mm

葉を意味するリーフと読む。他社がFCVやEV関係の次世代車を続々登場させる中で、日産は何もないし遅れているのではないかと言われていたが、にわかにEV専用モデルをほぼ完成形で公表した。他社の既存車EV化モデルと違い完全専用設計でシステム全体の無駄がなく、通常のハッチバックと変わらず5名乗車としている。やはり底が厚い分1,550mmの高さになる。エクステリアデザインはアヒルの嘴型で好みが分かれるところだが、風切り音を抑えた空力設計で最新の新幹線と同じ仕組みと考えると納得がいくだろう。インテリアはEVシステムにあわせた作りとしている。カーナビを兼ねるモニターはIT化されていてEVシステムの状況、充電スポットの位置や走行可能距離範囲をナビゲーションのマップに反映される、携帯電話からの空調操作ができるなど考え尽くされている。
EVシステムは最高出力80kW、満充電で160kmの走行が可能、AC200V電源の充電は8時間、急速充電器では10分の充電で50kmの走行が可能としている。充電用インレット(コネクター)はフロントノーズの日産エンブレムのところに蓋があり、家庭用AC100Vおよび200Vと急速充電用の2種類接続が可能になっている。ただフロント鼻先だけでは不便だと感じるかもしれない。EVスタンドはパナソニックのELISEEVと呼ばれ、三菱自動車のMiEVでも使われるものとおそらく同じものだ。他社のEVの販売価格は400万超えになるが、日産はリチウムイオン電池をリースとし使った分のみ課金する方法で、車体価格は200万円台に抑えられるらしい。発売は2010年後半頃で日本、北米、欧州とグローバル販売を行う予定だ。パンフレットには右ハンドルモデルが載っているが、展示車はなぜか左ハンドルモデルだった。
 
 

Photo - NISSAN Land Glider Front-view

Photo - NISSAN Land Glider FrontRight-view

 

Photo - NISSAN Land Glider Right-view

Photo - NISSAN Land Glider RearRight-view

 

Photo - NISSAN Land Glider Rear-view

Photo - NISSAN Land Glider RearLeft-view

 

Photo - NISSAN Land Glider Left-view

Photo - NISSAN Land Glider FrontLeft-view

   
Land Glider Concept
LWH 3,100/1,100/1,414mm Wb 2,180mm

幅狭なモデルはモーターサイクルベースなど過去にいろいろなコンセプトモデルが発表されてきた。タンデムの前後2名乗車はお決まりであるが、日産は四輪EVで誂えてきた。ナローボディは都会向けパーソナルモビリティを作ってみたという言い訳で、空力にもあまり効いてこないだろう。4つの各フェンダーはボディから独立しており、タイヤはモーターサイクルと同様のラウンドした特別仕様で、車体全体を傾けて安定したコーナーリングを実現する。リチウムイオン電池搭載は当然として、モーターはリアに2つありリアタイヤを左右それぞれ独立して駆動させることが出来る。ウインドシールドの根本に充電用インレットが存在するが、非接触式専用パーキングでの充電にも対応し、プラグ接続の煩わしさを解消できる。ランドグライダー同士の通信で衝突事故を回避するようなASV(先進安全自動車)的なITも盛り込まれている。
 
 

Photo - NISSAN QAZANA Front-view

Photo - NISSAN QAZANA FrontRight-view

 

Photo - NISSAN QAZANA Right-view

Photo - NISSAN QAZANA RearLeft-view

 

Photo - NISSAN QAZANA Front Interior

Photo - NISSAN QAZANA Rear Interior

   
QAZANA Concept
LWH 4,060/1,780/1,570mm Wb 2,530mm

売れ筋のエクストレイル、デュアリス(キャッシュカイ)のミッドサイズSUVラインナップをもちながら、長さ4mと短い車を作ってみましたというもの。SUVというくくりではなくライトウェイトスポーツとオフローダーの融合ということらしい。あらゆるジャンルの要素や見せるための観音開きドア、大径ホイールなどをふんだんに取り入れたデザインで遊んでみたものの、非常にバランスが悪く破綻が見られる。4mにしてしまったしわ寄せがリアシートに現れている。1997年のいすゞ・ビークロスを思い起こさせるが、そちらの方が遙かに志が高い。
 
 

Photo - NISSAN FUGA Hybrid Right-view

Photo - NISSAN FUGA Hybrid FrontRight-view

 

Photo - NISSAN FUGA Hybrid FrontLeft-view

Photo - NISSAN FUGA Hybrid Left-view

 

Photo - NISSAN FUGA Hybrid Logo

Photo - NISSAN FUGA Hybrid Engine

   
FUGA Hybrid
LWH 4,945/1,845/1,500 Wb 2,900mm

フーガのV6ハイブリッド仕様。エクステリアは曲線を巧みに使い、日本の高級セダンに一線を画し非常に流麗なフォルムで挑んできた。リアテールランプ類でバランスの悪さを感じるが、デザイン力は非常に高くなっている。今後のインフィニティブランドにあたるモデルではこの流れを汲むようになるだろう。
ハイブリッドシステムは日産オリジナルのフロントエンジンRWD仕様で、縦置き3.5LのV6エンジンと7速ATの間のトルクコンバーターの代わりに50kWのモーターに置き換えられ、またモーター前後それぞれ1つずつクラッチが入るダブルクラッチ式で、そのクラッチ切替で低負荷時はモーターのみのでの走行、回生ブレーキによる充電、高負荷時はエンジンとモーターのハイブリッド走行が可能となっている。積まれるバッテリーはリチウムイオン電池、またエアコンがエンジンと切り離され完全電動式で、エンジン補器類のベルトレスを実現しパワーロスを低減させている。サイズは非常にコンパクトで通常のレシプロエンジン車とほとんど変わらず、非常にスマートな設計となっている。2010年秋頃に発売される予定だ。
 
 

Photo - NISSAN FUGA 370GT FrontLeft-view

Photo - NISSAN FUGA 370GT RearLeft-view

 

Photo - NISSAN FUGA 370GT Front-view

FUGA 370GT
LWH 4,945/1,845/1,500 Wb 2,900mm

フルモデルチェンジを果たしたフーガ。日本ではV6の3.7Lの370GT、2.5Lの250GTの2種類を用意。過去にローレルでさえV8モデルがあったにもかかわらずV6のみとしたのは、V8に変わる今後発売される前述のV6ハイブリッド仕様が継ぐ形となる。北米インフィニティブランドでは継続してV8モデル、欧州ではV6ディーゼルが投入される。

 

Photo - NISSAN GT-R

NISSAN GT-R
LWH 4,650/1,895/1,370 Wb 2,780mm

2年前に堂々と東モのステージ上に登場し人だかりが絶えない人気ぶりだったが、今や平置きにされてもご覧の通り。販売も細々とやっているが、継続してニュルブルクリンクで鍛え上げられている。

 

Photo - NISSAN XTRONIC CVT

Photo - NISSAN XTRONIC CVT Information

   
NISSAN Next genelation XTRONIC CVT

今までの日産エクストロニックCVTに、プーリーを小型化しHigh/Lowの2段階の副変速機を追加で7.3の変速比幅(レシオカバレッジ)を実現している。副変速機ギア比は1:2で、また副変速機の存在を感じさせないシームレスな変速を行うことが可能となっている。CTVユニット全体でサイズ10%縮小、13%の軽量化、10%の燃費向上、オイル抵抗の低減によりフリクションを30%低減している。既に実用化されスズキのパレットとそのOEMのルークスに搭載している。
 

 

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