The 41st Tokyo Motor Show 2009 |
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CR-Z
Concept LWH 4,080/1,740/1,350mm Wb 2,435mm 2007年の東京モーターショーで公開され、既に来年発売が決まっているCR-Z。発売直前にも関わらずプロトタイプではなくコンセプトであるのは大口なフロント形状の変更を意味しているのかもしれない。おそらくこのままでは法規は通らないだろう。リアタイヤの前に小さく「Honda Design」と書かれているのは未だコンセプトである証。ショーターンテーブルの後ろにはデカデカとあるメッセージが添えられている。1.5Lのi-VTECとIMAシステムでFWD、6速MTまたはCVTが組み合わされる。 |
SKYDECK
Concept LWH 4,620/1,750/1,500mm Wb 2,885mm オデッセイやストリームなどの低車高型ミニバンに低燃費のハイブリッドシステムを組み込んだ場合の一例。センタートンネルをバッテリーユニットなどのシステムをFCXクラリティのように中央に集約し6シーターに誂えた。シートは木製フレームにネットメッシュのシートバックと薄型の座面を持ち、1つずつシートベルトを内蔵、軽量化している。また、センタートンネル側に固定されておりシート下は宙に浮いているような状態で、前席のシートの下に2列目のシートが潜る形で収納できるようになっている。このアイデアは新しい。 ドアはセンターピラーは排除され、ガルウイング(英語ではシザードア)のフロントドアと下方に一旦落とすスライドドアにしている。フロントウインドシールドはルーフまで伸び、さらに後方にもガラスルーフを設えているが、おそらく何でもありで作ったんだろう。全高は1500mmとオデッセイよりも50mmぐらい低い。エクステリアはワンモーションフォルムでいいが、CR-Zのフロントのダメなところまで同じにする必要はないはずだ。 |
EV-N Concept |
EV-Cub Concept |
EVE-neo
Concept LWH 1,820/681/1,066mm 電動スクーターをとりあえず作ってみました、というだけのもの。小さな100V充電器はシート下に納められることが可能で、他に大きい200Vの家庭用充電器が用意されている。最高速度、可能走行距離、充電時間まですべて不明。電動ものはリチウムイオン電池の容量と安全性などの出来次第とコスト問題だけで実現は間近なのかもしれない。 |
U3-X LWH 315/160/650mm ホンダ版セグウェイ。ASIMOのバランス技術から派生したパーソナル・モビリティとしている。基本は一輪車で垂直方向の大きい車輪の中にいくつもの小さい水平方向の車輪が内蔵され横方向、斜め方向に進めることができる。自立し、傾き加減で進む方向が決まるのはセグウェイと同じ。バタフライ式のサドルとペダルがつき収納も容易で65cmと小さく、EV-Nのドア内にも収納できる。こういった乗り物は立ち乗りのセグウェイの形状が既に完成形と思われていた中で、全く違う優れたデザインと乗り方で登場したU3-Xには驚かされた。またデザインパターン例まで用意している。今回のモーターショーで一番の秀作。ちなみに飲酒している場合は私有地や屋内であっても乗ってはいけないそうだ。 |
体重式型歩行アシスト |
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リズム歩行アシスト |
FCX
CLARITY LWH 4,845/1,845/1,470mm Wb 2,800mm 今や燃料電池自動車の代表FCX。フロントの意匠を大幅に変えFCXクラリティの名で2008年11月からリース販売されている。徹底的に小型化されたFCスタックがセンタートンネルに収まったことにより3ボックスセダン型デザインに昇華した。FCスタックに必要不可欠なプラチナは現在のレシプロエンジンの触媒並に抑えられている。高圧水素タンクからFCスタックで外気からの酸素との結合で発生する電気をフロントのモーターに送り駆動させる。また減速時の回生ブレーキはリチウムイオン電池に蓄えられ、モーターにさらなる加速をもたらす。高圧水素はホンダの太陽電池式水素ステーションから供給される。インフラまわりからしっかり作った上で実現している。 |
CIVIC
TYPE-R EURO LWH 4,270/1,785/1,445mm Wb 2,635mm 発売宣言しておきながら、不況でイギリスのスウィンドン工場ライン停止の影響で、発売まで約1年も遅れてしまったシビック・タイプR・ユーロ。型式はFN2。先代EP3シビック・タイプRと同様スウィンドン工場生産だが、フィットベースであるところが異なり、またリアサスペンション形式は車軸懸架のトーションビームアクスル。シビックの歴史で四輪独立懸架ではなかったのはワンダーシビックとこのユーロ系シビックのみ。非タイプRを含めハッチバックで強烈なエクステリアデザインから並行輸入されるぐらい人気が高い。ホンダ正規モデルは3色のみのモノグレードで2,010台の限定販売で売り切りで追加販売はされない。 |
INSIGHT LWH 4,390/1,695/1,425 Wb 2,550 「Honda Green Machine 001」として登場、ハイブリッドの価格に革命を起こした2代目インサイト。2シーター総アルミボディで徹底した軽量化と燃費を追求した先代とは違い、価格を低く設定し5ナンバーセダンとして登場させた。日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)ではプリウスに及ばなかったが、2010年RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。ハイブリッドは言え、徹底制御されるi-VTECエンジンとCVTトランスミッションの間に置いた1つのモーターで加速アシストと回生ブレーキ充電を行うシンプルな構成。第5気筒や電気ターボとも言えなくもない。モーターはフライホイールやアイドリング停止からの再始動までを兼ねる。しかしながらこのパラレル・ハイブリッドのラインナップだけでは今後苦しい。 |
STEPWGN
SPADA LWH 4,690/1,695/1,815(FWD) Wb 2,855 2代目から大転換し乗用車としての評価が高かった先代は、小さく見えて広くなさそうという理由から、2代目ステップワゴンをそのまま継いだ日産セレナに大きく水をあけられ、今回のモデルチェンジで再び大きくなって帰ってきた。先代と同様にノーマルと派手なスパーダといった構成だが、DOHCのK型の2.0L、2.4Lの設定からストリームと同じSOHCのR型の2.0Lのi-VTECのみに絞った。大きくはなっているものの5ナンバー幅は維持している。この写真とあわせ3台も置かれていた。 |
ODYSSEY Absolute |
ACTY TRUCK |
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ACCORD |
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CIVIC Hybrid |
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CR-V |
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FIT |
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FREED |
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LIFE Pastel |
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ZEST Spark |
RC212V LWH 2,050/645/1,130mm MotoGPのV4型4サイクル800cc、ダニ・ペドロサのマシン。FIAT YAMAHAとバレンティーノ・ロッシの後塵を拝し、今年も年間ポイント3位で終わっている。4輪も含めレーシングモデルの展示はRC212Vが2台あるだけだった。 |
Pianta FV200 |
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enepo |
でんじろう先生が見たHondaのサイエンス プレスデーでもないのに突然カメラマンたちが現れ、スクリーンにはでんじろう先生の講義が始まるとの予告が出された。皆中央ステージ前から追い出される。代わりに社会科見学に来ていた子供達や一般の子供達優先で入り、大人たちは邪魔者扱いされ遠くから見るしかなくなる。13時半から講義が始まり、ASIMOと共に現れた。他にモニターできるところも用意されておらず。何をしているかさっぱりわからなかった。 |